パン好きだし、パン好きな方が多い中こんな事言うのも怒られそうなんですけども。
常食するなら米で、たまにパンにした方が、ダイエットはもちろん栄養の面から言っても得です。
米というのは調べれば調べる程その優秀さが際立ちまして、パンがダメというか米が優秀といった所です。
栄養的には同じ炭水化物、糖質として米もパンも扱われますが、実際全く違うものとして扱った方が良いです。
米と食パンは同じような扱いですが、違いを見ると明白です。
米も食パンも減量は穀物ですが、米は種子の状態、パンは製粉されております。
この時点で体内での吸収が違います。
次に加工。
米は脱穀、精米程度で加工度は極めて低いく、パンは小麦粉を練って発酵させ、その過程で塩やバター牛乳なんかを添加します。
ですから、当然栄養素は変わってきます。
次に米と小麦の栄養の違いがあります。
どちらも必須アミノ酸のリジンが欠けておりますので、アミノ酸スコアは低いですが、それでも米は65、小麦は44程度です。
リジンの含有量も米は届いていないとはいえ、小麦より多く含まれております。
米を食べる時に味噌汁が合うかと思いますが、大豆にリジンが多く含まれておりますので、米の弱点をここで補える、という格好です。
パンだとどうでしょうか?
どうしても肉系の物をしっかり足さないとアミノ酸が足りないので、ここで更に脂質を足す結果になってしまいます。
脂質も体内では無いとダメなのですが、戦後日本人は脂質の割合が総じて増えており、過剰摂取気味である事は否めません。
以上の点から、米の方が常食に向いており、パンや小麦製品はどちらかというと嗜好品扱いした方が良い、という所です。
フランスパンだと脂質は少ないのですが、どうしても食べる時にバターやオイルを塗って食べてしまいますので。
繰り返しになりますが、極端な低脂質は良くありませんが、現代人は米を基本にするぐらいの方が脂質バランス良いと個人的に感じております。