菌活で短鎖脂肪酸を充実させる方法

先日、菌活腸活に際して、短鎖脂肪酸の重要性を書きました

今回は具体的な菌活方法になります。

ご存知の内容も多いと思いますが、改めて

 

・食物繊維(プレバイオティクス)の摂取

水溶性食物繊維(例えば、オートミール、リンゴ、ニンジンなど)や不溶性食物繊維(例えば、全粒穀物、豆類、野菜など)をバランスよく摂取することで、腸内細菌による短鎖脂肪酸の生成が促進されます。

重要なのは、不溶性と水溶性のバランスですが、これはもう半々という形で食べるのが良いです。

不溶性が良い、水溶性が良い、そういった事ではなく、菌の多様性の為にはどちらも必要です。

旬の野菜をしっかり食べる事が重要です。

・発酵食品を食べる

・ 漬物、味噌汁、納豆、ヨーグルト、キムチ、等の発酵食品には、有益なプロバイオティクス(善玉菌)が含まれており、腸内環境を整えるのに役立ちます。

加えてこれらの食材は植物性で有る事が多いので、前途した食物繊維摂取にも繋がり、まさに一度で二度おいしい訳です。

・規則正しい食生活と適度な運動

当たり前の事ですが、これはかなり大きな部分です。
毎食違う時間に食べたり、食べなかったり、睡眠が不規則だったり、運動不足だったり。
こうった事が起きますと、体内の代謝自体が滞ってしまい、いくら菌活しても効果は半分以下という所です。
運動しないと血行が滞ってしまいますし、ストレスや睡眠不足で自律神経の不調がでますと、そのまま腸の動きに影響が出ます。

短鎖脂肪酸を生成する腸内細菌を増やすためには、これらの方法を日常生活に取り入れることが重要です。

もう皆さん「耳にタコ」状態だと思いますが、現状これらが最も間違いなく、効果のある方法になります。

ここまで読まれた方は、もっと具体的な方法書け、と思われている方もおられると思うので、端的に一言でこれさえやってれば良いという方法を書きます。

食事は決まった時間に和食(米、漬物、味噌汁とオカズ)を食べ、1時間に軽くスクワットをし、一日30分程度のんびり散歩をする

以上です。

睡眠時間に関してはなかなか確保できない、という方もおられると思いますが、とにかく食事だけは出来るだけ決まった時間に食べるようにしてみてください。

食事が無理なら睡眠をしっかりです。

和食は上記の、食物繊維、発酵食品、栄養バランス、これら全て網羅しております。

逆に、洋食やパン食にしますと、途端に脂質過多、食物繊維不足が起こります。

和食はタンパク質が少ないと言われていますが、そんな事はありません。

魚や納豆、玉子、それらを毎食何か付けるだけで、蛋白質は十分です。

見過ごせないのはお米の蛋白質です。

この辺を書くと長くなるので、またどこかで。