【夏場のコンディションにぬか漬けは最適】

食欲の無くなってくるむし暑い京都の夏。
そんな時は糠漬けと米でガッツリ夏バテ防止が出来ます。
これはガチです。
夏場、食欲がないからと素麺なんかでサクッと食事を済ませますと、これはもう栄養失調で夏バテします。
そこに冷たいもので胃腸を酷使すると、更に栄養の吸収力が低下、果ては余分に排泄してしまうので、追い打ちです。
夏場は酸味、と昔から言われます。
これは本当に良く出来てい、酸味のある食べ物は夏場に消費されやすい栄養素が含まれていたり、また食中毒の予防にもなったりします。
基本的に酸味というのは腐敗の場合も含まれますので、人間は元々苦手とされる食味ですが、発酵における酸味は別です。
酢酸や乳酸等が含まれる発酵食品は、その低いpHのお陰で腐敗系の菌の繁殖を抑えます。
要するに、乳酸や酢酸、乳酸菌や酢酸菌を繁殖させるというのは食中毒予防に大変役に立ちます。
さらに、クエン酸。
これは梅干しなどに含まれる成分ですが、こちらは疲労回復に大変有効です。
体内の代謝回路にも「クエン酸回路」なんて名前が付いている程ですので。
減量などにも大変使える物質です。
ぬか床はその中にあって乳酸発酵の食品です。
夏場、酸味のある物は冬程違和感なく、また酸味のお陰でお米が余計に食べられたりします。
涼しくなると甘味が恋しくなるのですが、暑い時は甘味が多すぎると辛くなるものです。
そこで酸味で上手く調整するんです。
酸味があるから米の甘味も調度美味しく味わえる。
非常に良く出来たシステムですが、誰が考えた訳でも無く。
先人も体が望むままに行った結果、それが体に良い具合に当てはまったんでしょう。
もちろん、そこには美味しさ、というのは根底にありますので美味しく無いと糠漬けを頑張ってやるほど無駄な事はありません。
美味しい糠漬けの作り方は6月30日、バッチリお伝えしますよ。
申し込みは以下より