あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い致します。

ぬか床の木桶管理というのは大変面倒な事でございます。


自然な状態、所謂そのまま放置すれば自然は諸行無常、常に流転し続ける事が本質。
よって、ここにぬか床がある、等という事は自然な状態では無いに等しい。

しかし、それをあるとするのは何故か?

それが人の技でありまして、仕事です。
自然に放置していれば、木桶のぬか床はたちまちカビて彼らの酵素によって土に還っていくでしょう。
それに反して常にある状態を維持する。

さて、ぬか床とは自然なのか、反自然なのか?

このような問答が常に出来るのもぬか床の醍醐味と言えます。

発酵やってると正月ボケとかしませんね(笑)