ぬか床管理で難しい場面

ぬか床は作るのは簡単です。

もちろん、仕込みのコツみたいなのはありますし、その辺は当店の講座で話させて頂いておりますが、極端な話テキトーにやっても出来なくはないです。

昔は計量とかも無かったでしょうし、ある意味適当な時代でした。

感覚さえあれば出来なくは無いですが、悲しいかな昨今の人は五感を使わなくなってきましたので、適当にやり出すといい加減になると思います。

さて、そんな適当にやっても出来るぬか床ですが、問題は管理です。

これが難しいと言われる由縁なのですが。

実は多くの方が見過ごしている点がございます。

この点をほとんどの方は言われません。

ココを気にしないとどれだけ気をつけた管理をして、いずれダメになる事が多いでしょう。

それではその気にする点をお伝えしますが

それは

足し糠です

9割以上の方は、足し糠に関して無頓着です。

ちゃんと足してるよ、と言う方もおられますが、生糠の混ぜ具合、入れてからの処理、この辺りまでしっかり考えられてますでしょうか?

この辺がぬか床管理においてコツ中のコツでございます。

是非、足し糠を神経使ってやって頂けたらと思います。